作品名:うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。もう俺はダメかもしれない。
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作品情報
著者:陸奥 こはる先生
イラスト:緋月 ひぐれ先生
出版:富士見ファンタジア文庫(2022年6月17日)
登場人物
藤原三代(ふじわら さんだい)
成績優秀ながら、青春を灰色で過ごすぼっち高校生。志乃と付き合ってから、次第に周りの注目を浴びはじめる。
結崎志乃(ゆいざき しの)
三代の後ろの席に座るクラスで人気の女の子。
男子が苦手だけど、とあることから、三代と付き合い始める。
結崎美希(ゆいざき みき)
志乃の妹。
幼く可愛らしいが、マセた言動をし、三代を困らせたり、姉の志乃から主導権を握ったりする。
あらすじ
学校の下校途中、藤原三代は、ドブ溝にはまって困っている結崎志乃に出会う。
クラスメイトの彼女とは、前と後ろの席で、座席は近かったが、一度も会話をしたことはなかった。
三代はそのときも特に話しかけようと思わなかったが、偶然、無意識に志乃に声をかけていた。
三代は、汚れたままでバイトにいけず困っている志乃に 自宅のシャワーと自分の服を貸し、自分の部屋をあさり始めた志乃を半強制的に追い出す。
三代はその日だけの変わった出来事だと思っていたが、志乃は違っていた。
次の日、登校した三代は、志乃に貸した服を返却されるが、クラスメイトに志乃が家にきたこと、そして、その際、シャワーを浴びたことが知れ渡ってしまう。
周り生徒から注目を浴び、自分のことでひそひそ話が聞こえてくるのが、辛かった三代は、授業が終わると早々に帰宅する。
返却された服をしまおうとすると袋の中に志乃の連絡先が入っていて、志乃の件で、嫌な思いをした三代はいたずらかなにかだと思い、処分してしまう。
翌日から志乃が後ろの席からかまってくるようになるが、無視を決め込む三代。
帰宅してくつろいでいると大雨でびしょ濡れの志乃が家にやってきて……
偶然から始まる等身大の純愛恋物語、開幕です!
オススメポイント
・付き合うまで展開が早く、付き合ったあとの吹っ切れた2人のラブラブな恋人日常を楽しむ作品で、テンポもよく、甘さもあり、初々しさも非常に見どころです。
・ヒロイン志乃が三代にまっすぐ好意を伝えてくるのが可愛らしく、絵も良く志乃の魅力が引き立っています。
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